不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
「えっと…どうしたらいいですか?

こういうことって、自宅よりもやっぱりその…
そういう専用のホテルにいくものなんですか?
蓮司がいつもしてるようにしてください…」

女子高、女子大育ちの私は、彼氏がいたことはなくても、それなりに知識だけは耳年増だ。

親と一緒に住む家に彼氏と泊まるなんててきるわけなくて、いわゆる宿泊か休憩が選べるカップルが行くホテルで行為におよぶ知識は一応はある。

赤くなりながらうつむいて発した言葉は、大胆な内容で…

自分の発言の大胆さにすぐに気がついて、恥ずかしくてぎゅっと自ら抱きつき赤くなりすぎた顔を胸に埋めて隠した。
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