あたしを知らないキミへ


それが始まり。

あたしは兄弟がいないからサキが家に来てからは暇もなくなった。


ワンワン!!!

やけに今日は元気だな。

サキはまたあたしの顔を舐めた。


「どーした?散歩でもしよっか」

あたしはサキを連れて外に出た。
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