あたしを知らないキミへ
「いっぱい迷惑かけてごめん」
何も言えない分、お母さんには沢山心配かけてしまった。
「いいのよ。そんなこと」

そして、お母さんはにっこり笑って、ハンバーグを口の中に運んだ。
それからあたしは、お母さんと何気ない話をしていた。


ご飯を食べ終わって部屋に戻ったら、携帯に着信履歴が残っていた。
不思議に思って携帯を確認してみると、それは朋美からだった。

あたしは、急いで朋美に電話をかけたら、すぐに朋美はあたしの電話に出た。
「もしもし朋美?さっき電話くれたみたいだったけど、ご飯食べてたから気づかなかった」
「全然いいよ!あたしの方こそ急に電話しちゃってごめんね」
「そんなの別にいいよ。ってか、いつものことじゃん」
「あははっ。確かにそうだった!」
「ってか朋美要件は?」
「あ、そうだった!恵美加!あたしねダーリンと元に戻ったんだ!」
「そっか!よかったじゃん!」

朋美からの報告に、あたしはすごく嬉しかった。
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