あたしを知らないキミへ
「何も変わってねーじゃん部屋」
「まぁね!ピンクは女の子って感じだし、それに可愛いからお気に入りなの!」

ピンクか・・。
あたしには似合わねーな。
あたしの好きな色は、白と黒。
全くの正反対だ。

「では、尋問に入りたいと思います」
「なんだそれ」

急に改まった朋美は、あたしに指でここに座ってと指示する。
あたしはその指示された所に座った。

今は朋美と向かい合わせ。

「正直に答えてね」
「・・はい」

なんか朋美、どっかの弁護士みたい。
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