あたしを知らないキミへ

ドクン・・

好きな人・・朋美のその言葉に、よく分からないけど胸が熱くなった。


「ほんとにありがと」
「ううん。これくらいしか分からなくてごめんね。でもまた2人で頑張ろう?あたしも協力する」

「うん」

あたしは、その言葉でいっぱいだった。
こんなに必死であたしの相談を聞いてくれて、考えてくれる。
そんな友達があたしの側にいることを、ちゃんと感謝しないと。

あ、ほら・・。
今だって朋美、自分の世界に入ってまであたしのこれからの作戦?みたいなことを1人で喋って1人で突っ込んでいる。
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