クールな部長の独占欲を煽ったら、新妻に指名されました


 あ、なんだかものすごく余計なことを言ってしまった気がする。
 内心焦りながら説明を付け加える。

「いや、部長に脱がされたわけじゃなくて、私が酔って勝手に脱いだだけでね」

「南は、遙の下着姿を見たのか?」

 父は私の説明をさえぎって、部長に向かって問いかける。
 落ち着いた口調が余計に怖い。

「はい、見ました」

 部長が神妙な口調で言ってうなずくと、父の表情が変わった。

「よ、嫁入り前の大切な娘の下着姿を見るなんて、お前はなにしてくれたんだぁ!」

 絶叫した父は真っ赤な顔で立ち上がる。

「違うの! 部長が脱がしたわけじゃなくて、寝ぼけた私が脱いだだけだってばっ!」

「たとえ不可抗力だとしても、遙の下着姿を見ただけで万死に値する!!」

 そんな無茶苦茶な!

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