【短編】クリギリ・ナイト
これだけ頑張って?手にいれた幸には、ただひとつ、いや、2つ欠点があった。

なんせ、力がありすぎる。

それと、デートの時に前から可愛い子が歩いてくると、普通、見るだろう?


どーも、その俺の視線が気になって仕方ないらしい。

別に何にもしてないのに、チラッと見るだけで、腕をひねる。
膝げりをくらう。


毎日鍛えてる俺でも、つらいのなんのって。



「ねぇ、優、今、チラミしたよねぇ。」


「ううん、してねーぜ!!」


「優ったら、女の子ばっか、みてるじゃん。」


「そ、そんなことないよ。俺には幸しかみえねーから。」


「う・そ」


またかよ、こぇよー。


ってか、俺の事、そんなに信用できない?


「イテー!!!」



「幸、なにする…うっ…。」


こいつ、俺の腹をおもいっきり蹴りやがった。


「優がそんなんだからでしょ?」


「そんなんて…?うっ…。」


もう我慢できない。


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