幸せの扉を探して

颯天**


颯天・・・

「颯天先生、
来週から大学生のバイトが
来ますので
宜しくお願いします。」
と、所長の彰先生より
話があった。

バイト生・・柳川 桜さん

顔も美しく、聡明そうな女の子

仕事も、
まぁ、はじめは簡単な雑用だが
丁寧で早い
半年ぐらい過ぎると
スタッフもいろんな事を
桜ちゃんに頼むようになっていた。

桜ちゃんは、彰先生の友人である
柳川先生のお嬢さんだとしった。
柳川先生とは、面識はないが
凄腕の弁護士だと評判の方だ。

柳川先生を抜きにしても
俺が彼女にひかれるのに
時間はかからなかった。

だが、彰先生より
桜ちゃんには、
桜ちゃんを溺愛する
彼がいると聞かされて
ショックを受けたが
それでも諦めきれずにいた。

彼女がうちの事務所に
就職して直ぐに
彼女は、柳川から大友へと
名字が変わった。
それでも彼女のそばにいるだけで
良いと思っていたが・・・

ここ最近
彼女の表情に陰りがみえた
食事も・・食べていない?
だんだんと細くなり・・
彰先生にも伝えると
彰先生も気にかけていたようだ。


そんな矢先、彼女が倒れて
病院に搬送されたと連絡があり
彰先生とあかねさんが病院へと
駆けつけた。

俺は、事務所が落ち着いてから
病院に向かった。

桜ちゃんのそばには
桜ちゃんとは、また違った感じの
綺麗な女性がいた

その女性は、沢田 永莉さん。
桜ちゃんとは、大学からの友人で
桜ちゃんの旦那さんとも同級生らしい。

桜ちゃんは、しばらく入院となり
あかねさんと永莉さんが
付き添う事になった。
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