幸せの扉を探して

再会**


結俐が一歳を迎え
言葉も話せるようになり
一人でとことこ歩き回る。

桜は、子育てが落ち着くまで
仕事は、お休みすることにした。

今日は、永莉と颯天さん夫婦と
新と新の恋人の華ちゃんと
私達夫婦と結俐とで
食事をすることに。

ここは、新君とお父さんが手掛けた
カフェレストランで
外にテラスもあって
おしゃれで、料理も美味しいと
評判で、妊娠六ヶ月の永莉が
悪阻が終わって、是非食べたいと
言うから集まることになった。

私達、六人はあれからもずっと
仲良くしている。

私達夫婦と永莉達夫婦は、
マンションも
一緒だから特にだけど
華ちゃんが、私達と一緒が
いいと言うから
新君も華ちゃんと結婚したら
同じマンションに越してくることに。

その日、
少し、片付けないと行けない
仕事があって、架瑠は遅れてくる。
桜も用事を済ませていくね
と、永莉に連絡をしていた。

カフェレストランに
新と華ちゃん
永莉と颯天さんが到着して
飲み物を飲みながら
のんびりしていたら
架瑠が到着して
桜が居ないのに
びっくりしていた。
「えっ、聞いてないの?
桜、用事済ませてくるって。」
「聞いて‥‥‥ないっ‥‥」
「「あんた?おまえ?」」
と、永莉と新に言われて
前に色々あったから
二人の顔が厳しくなったが
颯天さんが
「ほら、二人とも
桜ちゃんが、来てみないとわからないよ。」
と、言うから永莉と新は、
黙るが、架瑠は、気になって仕方ない。

朝でるときも、何も言ってなかった
朝も、行ってきますのキスもした。

桜は、嫌そうじゃなかった。

いつまで、たっても照れていて
可愛くて仕方ない気持ちを
押さえて仕事に行った。

行かなければ‥‥良かった‥‥?
と、思っていると
「ぱっぱ~!!!!」
と、結俐の声に顔をあげると
結俐に手を引かれた桜
架瑠は、二人のそばに急いで行き
結俐を抱き上げて
片手で、桜を抱き締めた。
「ごめんね、遅くなって。」
「どうしたの?心配した。」
「本当に、ごめん。架瑠より
早く着くつもりだったのに。」
と、話してると
「ほらっ、二人とも
早くおいで。目立ってるよ。」
と、言われ
架瑠と桜は、真っ赤になりながら
みんなの席にいくと
結俐が
「り~ちゃん、そ~ちゃん
あっくん、は~ちゃんだ。」
と、喜ぶから
みんなも
「「「「ゆうり」」」」
と、四人とも
結俐をとても可愛がってくれる。

結俐は、
永莉を→り~ちゃん
颯天さんを→そ~ちゃん
新君を→あっくん
華ちゃんを→は~ちゃん。と呼ぶ

みんなで席にすわると
「で、桜、どうしたの?
架瑠君にも言わずに」
と、永莉が訊ねると
みんも、うんうんと頷いていて
「あ~っとね、病院に行ってたの。」
「病院、どこか悪いの?」
と、焦る架瑠に
「で、どうだったの?」
と、冷静な永莉に
架瑠だげが、??‥‥
すると桜は、架瑠をみて
「2ヶ月だって、もうすぐ3ヶ月に
なるみたい。」
と、伝えると
「‥‥‥‥‥‥‥・・‥‥‥‥‥・・」
目を白黒させている架瑠に
「架瑠?聞いてる?」
と、桜。
「本当に?嘘みたい。ありがとう」
と、涙を溜めて喜ぶ架瑠に
みんなからも
「「「「おめでとう」」」」
と、言われて嬉しそうだった。
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