いきなり婚─目覚めたら人の妻?!─
作戦会議
みんなでコーヒーを飲みながら美味しいチョコを食べているうちに、少しずつ気持ちが落ち着いてきた。
気分転換って大事だな。
「私、考えたんだけどね……東さんを落とすんじゃなくて、真央ちゃんを上げてみたら?」
「上げる……とは?」
「言葉通りよ。創の奥さんには東さんより真央ちゃんの方が相応しいって証明するの。プレゼンみたいな?」
それは私と東さんを比較すると言うこと?
だけど東さんは社長令嬢だし、美人だし……私が創さんの妻として東さんに勝てるところなんてあるかな?
「私は東さんのこと、イーストアミューズカンパニーの社長令嬢だってことと、営業部で働いてるってことくらいしか知らないんだけど、どんな人なの?」
「とにかく美人です」
「美人なんだ。だからモテるのね。それから?仕事はできる?」
「それはどうでしょう……」
同期の私が東さんの仕事ぶりを評価するなんておこがましい。
ここは上司に任せた方がいいだろう。
気分転換って大事だな。
「私、考えたんだけどね……東さんを落とすんじゃなくて、真央ちゃんを上げてみたら?」
「上げる……とは?」
「言葉通りよ。創の奥さんには東さんより真央ちゃんの方が相応しいって証明するの。プレゼンみたいな?」
それは私と東さんを比較すると言うこと?
だけど東さんは社長令嬢だし、美人だし……私が創さんの妻として東さんに勝てるところなんてあるかな?
「私は東さんのこと、イーストアミューズカンパニーの社長令嬢だってことと、営業部で働いてるってことくらいしか知らないんだけど、どんな人なの?」
「とにかく美人です」
「美人なんだ。だからモテるのね。それから?仕事はできる?」
「それはどうでしょう……」
同期の私が東さんの仕事ぶりを評価するなんておこがましい。
ここは上司に任せた方がいいだろう。