キミに伝えたい愛がある。
お風呂から上がり、軽いストレッチをしているとスマホがなった。


もの持ちが良く、短大入学祝いに祖母に買ってもらったものを今でも使っていた。


画面をタップすると、そこには"3年2組同窓会のお知らせ"と記されていた。


メアドを変えないで使っていたから届いたのだろう。


どうせ、私なんかいようがいまいが関係ないのに。


いない方がせいせいするくせに。


仕事でも嫌な気分になるのに、こんなことでさらに気分を害したくない。


電源を切ろうとしたその時だった。


スマホがブーブー鳴り出し、私が無視していてもしばらく鳴り止まなかった。


音が止み、恐る恐るスマホの画面を見ると、予想だにしなかった名前があった。



―――中西恵。



そう。


絶交したはずのめぐちゃんからの電話だった。



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