白い便箋を太陽に翳してみれば・・
ずっと仲のいい関係がいい。
そう思った。

もしかしたら、きっと怖かったのかもしれない。

人を想うことが、好きになることが、どれほど素敵で幸せで、そして・・

苦しくて辛いことなのか・・。


あたしは知っていたから・・。



いつものように学校に行った日。
蓮と朝電車が一緒になった。

そして、あたしは蓮に告白された。

「花恵、俺と付き合ってほしい」

< 146 / 350 >

この作品をシェア

pagetop