白い便箋を太陽に翳してみれば・・
「ふっ。なんだそれ。俺が真面目じゃないみてぇーじゃん」
そう言いながら笑う陸。
「どこが真面目なのー?全然真面目じゃないし!」
「バーカ。少なくともお前よりはバカじゃねーし」
「はぁー!?何それ!陸のバカ!」
と、あたしが必死に反応してる姿に、陸は面白そうに笑っている。
それがなんだか悔しくて、陸に負けじと言い返していると、
「そんなむきになんなって。それよりさ、ここ落ち着くだろ」
陸は、辺りを見回しながら呟く。
そういえば、陸とさっきまで話してたから分からなかったけど、図書館ってすごく落ち着く。
本の紙の匂いとか。
めったに本を読まなかったから気づかなかったけど、こういう落ち着いた空間、すごく居心地がよくて結構好きかも。
そういった場所に連れてきてくれた陸に、ちょっとだけ感謝。
「俺こういった空間好きなんだ。たまに暇な時とか部活で落ち込んだ時に来るんだよ」
そうだったんだね。
いつも元気でたまに意地悪してきて、悩んでるような素振りを一度も見せてこなかった陸。
でも、陸は陸なりに悩んでいたことがあったんだね。
そう言いながら笑う陸。
「どこが真面目なのー?全然真面目じゃないし!」
「バーカ。少なくともお前よりはバカじゃねーし」
「はぁー!?何それ!陸のバカ!」
と、あたしが必死に反応してる姿に、陸は面白そうに笑っている。
それがなんだか悔しくて、陸に負けじと言い返していると、
「そんなむきになんなって。それよりさ、ここ落ち着くだろ」
陸は、辺りを見回しながら呟く。
そういえば、陸とさっきまで話してたから分からなかったけど、図書館ってすごく落ち着く。
本の紙の匂いとか。
めったに本を読まなかったから気づかなかったけど、こういう落ち着いた空間、すごく居心地がよくて結構好きかも。
そういった場所に連れてきてくれた陸に、ちょっとだけ感謝。
「俺こういった空間好きなんだ。たまに暇な時とか部活で落ち込んだ時に来るんだよ」
そうだったんだね。
いつも元気でたまに意地悪してきて、悩んでるような素振りを一度も見せてこなかった陸。
でも、陸は陸なりに悩んでいたことがあったんだね。