白い便箋を太陽に翳してみれば・・
「だろ?じゃー出発ー!!」
「カズキ、安全運転でよろしく」
「おう!まかせろ!」

カズキの運転に最初は心配だったけど、アイツ何気にうまくてマジでビビった。

「着いたぞー!」

15分くらいしてから、カズキ達のアパートに着いた。
カズキが押したインターホンの後に中から声がして、扉が開いた。

「花恵ちゃんお久しぶりです!流星先輩も!」

カズキの女、モモカちゃんが顔を出す。

「「お邪魔しまぁ~す」」

そして、俺達は中に入った。

「モモカちゃん体調は大丈夫?もうすっかりお母さんって感じだね!」

花恵は、モモカちゃんの背中を支えながら歩き出す。
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