愛に飢えた孤独な少女は極上の愛と幸せを手に入れた。
私が居ない方が嬉しいでしょ?
母親「っ…!」
桃香「お姉ちゃん…?なんで…」
あぁ、そっか、振り込みとか敬語使ってるし…びっくりするか…
ま、無視無視。
柚香「それに…音を立てることもないですし…構いませんよね?」
よく怒られてるけど…いなかったら静かになるし…あんたにとっていい提案だと思うんだけどなぁ…
母親「っ…わかった…約束は守りなさいよ…」
当たり前。
柚香「ありがとう。桃香、今日で終わりね。なるべく早く出たかったの。最後のご飯だから楽しみましょう?」
早く家を出たいし…ね。
桃香「…なんでっ…!」
柚香「自立したいの。柏木財閥の令嬢じゃなく…1人の人間関係になりたいの。」
人形は…もう嫌なの。