溺愛ホリック
コクンと頷く柚子を思わず抱きしめた。
俺の腕の中にすっぽり収まる柚子·····。
この温もりは、俺が一生かけて守り抜くもの。
一緒に、歩幅合わせて歩いてこーな。
あれから柚子を呼び出す女子はいなくなった。
葉っぱも赤く色づき始めたこの頃。
俺と柚子、同じ大学に行くことを決めた。
というか、柚子が行くって決めてた大学に俺も通うってなっただけだけど。
まぁ少しレベルは高くて。
俺の猛勉強の日々が始まった。
バイトも行く頻度は減った。
柚子も1週間のバイト生活は終わった。
·····はずが。
「店長さんが、大学生になっても続けたらいいよって言ってくれたの」
「籍残してくれんの?」
「うんっ!楽しかったし、環ちゃんも同じ条件で続けるってなったから!」
「そりゃ·····よかったな」
「今は勉強に集中するよっ」
柚子との時間、増えるわけじゃねぇのか·····。
俺の腕の中にすっぽり収まる柚子·····。
この温もりは、俺が一生かけて守り抜くもの。
一緒に、歩幅合わせて歩いてこーな。
あれから柚子を呼び出す女子はいなくなった。
葉っぱも赤く色づき始めたこの頃。
俺と柚子、同じ大学に行くことを決めた。
というか、柚子が行くって決めてた大学に俺も通うってなっただけだけど。
まぁ少しレベルは高くて。
俺の猛勉強の日々が始まった。
バイトも行く頻度は減った。
柚子も1週間のバイト生活は終わった。
·····はずが。
「店長さんが、大学生になっても続けたらいいよって言ってくれたの」
「籍残してくれんの?」
「うんっ!楽しかったし、環ちゃんも同じ条件で続けるってなったから!」
「そりゃ·····よかったな」
「今は勉強に集中するよっ」
柚子との時間、増えるわけじゃねぇのか·····。