ミッション!奪われた秘宝を取り戻せ!
星彦は自分の腰にある剣に触れる。ゲームの剣士を操作するのは簡単だ。しかし、自分が戦うとなると違う。

鎧の人たちはジリジリと星彦たちに近づき、空音が涙をこぼす。星彦がどうしようと焦った刹那、「その人たちから離れろ!!」という怒鳴り声とともに三人の人が飛び出してきた。

「お前たちの相手は俺だ!!」

そう言い、剣を鞘から抜いたのは緑のマントを羽織った赤い髪の剣士だ。その後に、白い鎧に青い髪の剣士と、水色の鎧に水色の髪の女性の剣士が続いて剣を抜く。

この人たちをどこかで星彦は見た気がした。考える星彦の手を透が掴む。

「この人たちってさ、俺たちがやろうとしていたゲームのパッケージに描かれてた人たちじゃない?」

そう言われ、星彦も「あ!」と思い出す。確かにパッケージに描かれていた。

「じゃあ、ここはゲームの世界ってこと?そんなことあり得ない……」

否定する空音に、「お前は魔法使いだし、能力が使えるんじゃね?」と星彦は言う。

三人の剣士は、次々と敵を倒していく。その剣術に誰も敵うものはいない。
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