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直属配下で多少情の残っている四将軍の前に出て、帝釈天が躊躇なくその首を斬り捨て、歴史が変わる瞬間を迎えたのである。



だが、黒闇天女は失脚。



一度は広目天と持国天で囲むも、黒闇天女の想像以上の強さに傷ひとつ付けることが出来ず、広目天は命を落とす。

だが、天帝の首が獲られたと知ると。



『私の邪魔をしたこの愚か者供よ!この借りは必ず返す!』



そう捨て台詞を吐いて、姿を消したのだった。



そして、戦争は終わる。

この勝利の功労者である帝釈天が天帝の座に座り、舎脂と婚姻を結び、舎脂は天妃となる。

新天帝の下、天界は平和を取り戻し豊かになっていき…現在に至るのであった。



…【稀代の悪女】黒闇天女の行方は、依然わからないまま。






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