恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!


ドキドキしてるわたしがいる。

クラスわけの張り紙…

碧斗は特進だから一緒になる心配はない。
同中から綾川高校に来た者は何人かはいたけど、そんなにいるわけでもないし、わたしをいじめてた気の強い女子はいなかったはずで…

今クラスわけの張り紙にも知ってる名前はなくて…
新しいわたしとしてスタートするにはうってつけなかんじだ。

よし…いいかんじ。


クラスに入ると、となりの席に座っていた女子に思い切って声をかけてみた。

わたしは変わるって決めたんだから…
ドキドキするけど、それくらい…しないと…変われない。

「あ…の。わたし…白波瀬杏(しらはせあん)って言います。」

「え?」

その女子はきょとんとした顔で振り向いた。

目が涼しげで綺麗な女子だな…と思った。
髪はちょうど肩くらいで切りそろえてる。
背の高さは座ってるからわからないけど、わたしくらいで標準体型なかんじ。

友達に…なれたら…いいな。
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