恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
夜…昼間寝てたから眠れなくて、碧斗を見たら、となりの硬い簡易ベットで結構ちゃんと寝息たててる。

寝顔…なんてまともに見たの小学生以来だよね…。
まつ毛なっが…
寝ててもイケメンはイケメンだし…

こんな男子が幼馴染ってよく考えたら…すごいことだよね?
他の女子にとってはきっとめちゃくちゃ羨ましいよね…

わたし碧斗のこと…どう思ってるんだろう?

そっと立ち上がって痛い足を引きずりながらトイレに行くと、碧斗のところで立ち止まって、まじまじと眺めた。

「碧斗…ありがとう。わたしちゃんと…答え見つけるから…」

そして布団にくるまって、ようやく睡魔が襲ってきたので…朝までぐっすり眠った。


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