恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!


「明石くん…。ごめんなさい。」

月曜日、学校に行って、碧斗と一緒に家を出たからちょっと時間早くって、教室にいたら、明石くんが登校してきて…誰もいない朝の教室で…わたしは明石くんにちゃんと話をした。

「あー。うん。わかってる。」

明石くんは歩くのが困難なわたしの方へわざわざ寄ってきてくれた。

「ちょっと痛々しいな。けど、あの、高崎ってやつが一緒に行ってくれるから…大丈夫だな。」

なんとなく作ったような笑顔。

「うん。それで…わたし明石くんのこと…やっぱり友だちとしてしか考えられないって気づいたの…」

突然だけど…人が来ないうちに…

「え?イキナリかよ。参ったな。」

明石くんはヘラっと笑った。

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