恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
そして、嫌な気分のままマンションに戻ったら、杏がなんかあったのか部屋からでてこねー。

「杏ちゃんどうしたのよ。碧斗なんかした?」

母さんが飯作りながら俺に聞いて来る。

「は?なんもしてねーし。」

「どうだか?」

母さんが肩をすくめた。

どうだか?って…何したってんだよ?俺が…


結局その日は、出てこなかった。

ほんとに俺がなんかしたのか?
杏…教えろよ。


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