恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「さ、俺たちも帰ろうぜ。」

杏の手をとろうとしたんだけど…

「あのさ…今日は晩ご飯…食べてこ。」

「え?けど…」

「てか…予約してるし。」

「は?なんで?」

「碧斗の17歳のお祝い。2人でしたいなって…。」

「え?」

あんまりにも予想してないことで…
それにあんまりにも嬉しすぎて…
俺は真っ赤んなってしまった。

「ほんとかよ。」

「うん。お父さんとお母さんには言ってあるし。」

< 249 / 255 >

この作品をシェア

pagetop