恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
そして、行ったレストラン。

ファミリー向けのちょっと高級レストランな感じで、リーズナブルなコースがあって、各テーブルを見ると、高校生らしきカップルもチラホラいる。

「深雪先生が紹介してくれたの。デートにいいとこあるよって。」

へえー。あの先生がね…

「けど、お前…こんなとこ…高いじゃん。ほんとにいいのかよ?」

いくらリーズナブルとはいえ、お小遣いしかない高校生にはちょっとなかなかだ。

「うん。実はね。お母さんっていうスポンサーがいるの。たまには、2人でゆっくりしてきてって。ここの料金は全部出してくれた。」

へぇー。やるじゃん。母さん。

まあ、日頃育児おしつけてるからな。杏に。
それくらいしても、バチはあたらねぇ。

料理は全部おいしくて、俺は久しぶりの外食もあって、試合も勝って気分も良くて、しかも杏と一緒だし、めちゃくちゃ気分良くなって、この時間を満喫した。

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