恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「あー。遊んでばっかのお前とはちがうって。毎日勉強ばっかでいやんなるよ。」

「遊んでばっか…って…」

碧斗はフイッと横を向いたけど、頭の後ろで両手を組んでまたこちらを向いた。

「で?なんだよ?お前が来るってことはなんか用事だろ?」

「あのね…これ…作ったから碧斗にと思って…」

「え?」

碧斗がわたしの示すタッパーを見た。

「わらび餅」

「え?なんで?」

「なんでって…料理研究会入って、作ったから。」

「料理研究会?マジで?部活やんのかよ?」

碧斗は話しながらも、わたしのタッパーをスイッと取り上げると、蓋を開け、きな粉をかけてペロッと一口食べた。

「うっめ…」
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