恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
怪訝な顔つきをしてるだろうわたしを見ていた原西くんだったけど、わたしの肩をポンポンと叩くと、碧斗に向かって叫んだ。

「おい碧斗!白波瀬さん転んでんぞー。」

そしたら、碧斗がくりるとこちらを向いて、わたしを確認し、無事なことがわかると突然顔が怖くなって、原西くんを睨みつけて叫んだ。

「杏!早く来いって!」

ヤバイ…
おこってる…!

「原西くん、行くね。」

「あー。がんばって。
…白波瀬さんかわいいくなっちゃって…アイツの心労も絶えねーな…。」

原西くんはボソボソと何やらつぶやいていたけど…碧斗が怖いわたしは大急ぎで走って行った。

その日は碧斗は家に帰ったあと、綺麗に洗ったお弁当箱だけ返しに来て、何言わずに去って行った。

無言なんて…なんかいっそのこと怖いんですけど…

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