恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!


入学してから3週間が過ぎた。
もうすぐゴールデンウィークだ。

料理研究会の活動も順調で週に2回。

まゆりと楽しく活動してるし、他にも友達もできた。
料理研究会だからといって料理好きばっかがきてるわけでもなく…
上手くなりたいって女子たちもいたりする。

実際、発足当初はそれが目的だったらしい。

「白波瀬さんはウチにとっては貴重なのよ。どんどん教えてあげて。みんなそれを望んでるんだから。」

顧問の深雪先生にはそんなこと言われて、自信もでてきたりしてるわたし…。

今日は唐揚げ。
オーソドックスなのと、塩と、ガーリックとを作る。

当然…碧斗は鶏肉好きだから、唐揚げも大好物。
よろこぶだろうなーと思いながら、楽しく揚げる。

「ねぇ。杏ちゃん。これくらい?」

だいたい2人人組でつくるんだけど、今日一緒にやってるのは料理未経験者の山瀬(やませ)ナミ。
クラスは11組で、違うけどここで仲良くなった。

お母さんがなんでもできる人で、ナミに何もやらせないからと入部してきたのだ。
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