恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「明石のこと。無下にしすぎだよ。杏は。」

「え?って?」

「あれだけわかりやすくアピールしてんのにさ。鈍感すぎっていうか?」

そしてまゆりのことばにうんうんとうなずくナミ。

「どうすんのよ?」

2人でシンクロして言われて、わたしは言葉を失った。

「うっ‥‥」

何も言えずにかたまっているわたしを見て2人は
「はぁあ…」っとため息。

「いいけどね。杏はそのままで。」

まゆりが言って、結局そのままになった。

そしてわたしたちは、ゴールデンウィークの後半はまゆりの家で3人でケーキ作りをするという約束をして別れた。

3人で話すとついつい楽しくて遅くなってしまった。

気づけばもう7時半だ。
碧斗怒ってるかな?

と、思いつつ、スーパーに寄って買い物してから家に帰り、大急ぎで晩御飯を作る。

お父さんもいたから、お父さんの分と碧斗の分っと…。
わたしは、もうおなかいっぱいで食べれなさそうだったので、2人分。

そして碧斗を呼ぶと、ぶすっとして入ってきて、お父さんと話しながら食べていた。

またなんか機嫌悪い…
明日映画…ほんとに行くのかなぁ…


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