恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
さらに、今日は晩飯いいから俺がおごるとかいうので、槍が降ってくるんじゃないかと空を警戒してしまうわたし。

「お、おごってくれるって…。」

「なんだよ。だからいいだろ。たまには。」

ぶすっとしていう碧斗に警戒心しかわかない。
けど、ほんとにおいしい晩御飯を碧斗はおごってくれた。

おいしいって評判のパスタやさん。

「うわ。おいしい。」

思わず、夢中で食べてしまう。

そしたら碧斗が前でニヤニヤ笑っている。

「おまえ、口の周り真っ赤だし。」

「え?」

あわてて紙ナプキンで口をふく。

「行儀悪すぎんだよ。JKにあるまじき態度だな。」

ククククっと楽しそうに碧斗は笑った。

「ご、ごめん。」

「ま、いいんじゃね?」

碧斗はまた笑うと、わたしの前でパスタをおいしそうに食べていた。

どういう風のふきまわしなんだか…


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