恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「今日ヒマか?」

「ああ。」

「練習ないから、ちょっと付き合えよ。」

んで…どこ行くのかと思ったら、街に出て、何やら雑貨屋に入っていく。

「何だよ?こんなとこ来て?」

何買うんだ?

「彼女のさ、誕プレ。何がいいと思う?」

「は?そんなん…俺に聞く?」

てか…杏ももうすぐだ。
今年はどうしようかと…思ってたとこなんだけど…
毎年必ず何かは渡してて…杏は意外と律儀だから、きちんと俺があげたものは今でも綺麗にとってるはずだ。
まぁ、それは俺も同じでは…あるけど…

けど、今年は…俺が渡したところで…喜ぶかどうか…
っていうよりもらってくれるかどうか…
そもそも渡すために会うことすら拒否されそうで…

「お前しかいねーもん。どうしよ?」

「どうしよって…」

はぁ…

「なら、お前も考えろ。杏の誕プレ。」

「もうすぐなのか?」

「ああ。6月入ったらすぐな。」

「じゃあ…2人で考えよう。」

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