恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
そして…
2人で考えて選んだ誕プレをその日持ち帰った。

ら…めずらしく杏が家にいた。
母さんが呼びつけたらしい。

なんか紙袋を手渡してる。
この間、田舎のばあちゃん家から送られてきた野菜か。

杏は母さんと楽しそうに話していたけど。俺を見ると、ビクッと怯えたように横を向いた。

くそっ…

「じ、じゃあ。おばさん。ありがとう。」

「待てよ!杏。」

思わず引き留めると…
杏が怯えたように俺の方を見た。

あー…この顔…させてんのは…俺なんだよな…。
すべては、杏をそばに置いておきたい一心で下僕扱いなんてしてしまった俺のせいだ。
自分で蒔いた種とはいえ…杏のこの表情見るのは…つらい。

「お前…テスト大丈夫だったのか?」

怯えてるのはわかってても…そこは心配で…
コイツが俺なしでテスト迎えたのなんていままでなかったし…
杏を見ると…とても複雑そうな表情をしてて…

「それは…その…」

ダメだったのか?やっぱり?

「正直に言えよ。俺…」

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