恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
「それは…やっぱり…あ、赤点が…」

「は?何がだよ?」

「す、数学と…」

と?とってまだあるのか?

「理科…」

「はぁ?!今すぐ!テスト持ってこいよ。ここに!いや、俺が行く。」

結局こうだよ。なんだそれ。
俺が教えれやらねーと…やっぱダメなんじゃん…。

俺は杏の手を掴むとベランダから杏の部屋へ引っ張って行った。

テストを通学カバンから引っ張り出すと
、散々な点数が次々と現れる。

「おまえ?!これじゃ夏休み補習になんぞ!何授業聴いてたらこうなんだよ?」

「ちゃんと聞いてもわかんないんだもん。」

「はあ?」

ったく…

「で?数学と理科の再テストは?」

「あ、明日…」

「はぁ?なんでそれをすぐ言わねぇ。今すぐ特訓だ。座れ。」

「え?ってご飯は?」

「そんなん後!おじさん帰ってきてからでいい!」

「は、はい!」

< 95 / 255 >

この作品をシェア

pagetop