恋するオオカミ〜不器用だけと一途なんだよ!
そうだよ…
本来はこういう…関係になりたかったはずなんだよ。

どこでどうまちがっちまったんだろう…。

バカな俺…。



杏には寝るとか言ってたけど、結局こんな状況でねれるわけもなく…しばらくしたら、おいしそうな匂いと音が響いてきて、俺の体のほてりもようやく収まった頃に、杏がドアを開けた。

「碧斗。ごはんできたよ。」

かわいらしい杏の声に頭をぽりぽりかきながら起き上がった俺は、杏の作ったトーストとカフェオレをいただき、久しぶりに杏が作った弁当を持って、杏の家を後にした。

ふぁ〜〜…眠い…
けど、あれで杏もなんとかなんだろ?
期末はなんとしてもちゃんとしてやらねーと…。

そして、やっぱり早めに学校行って自分の分の課題やらを片付けた。


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