エリート弁護士は独占愛を刻み込む
小柄で黒髪ショートのボブの彼女は私よりふたつ下で、人懐っこくて可愛いい。
萌音ちゃんとは事務所に入ってすぐに仲良くなった。
「葵さん、おはようございます。今日はひょっとしてスッピンですか?」
彼女の言葉に固まる私。
「あっ、寝坊して……化粧忘れた」
やっぱりなにもなかったとはいえ、朝恭吾さんのベッドで起きたのがショックだったのかもしれない。
「ああ、なるほど。寝坊したからなんですね。でも、スッピンも美人だから全然いいじゃないですか」
「それはダメだよ。突然の来客だってあるし……」
今日は朝からダメダメだわ。
苦笑いしていたら、晶さんがやって来て腕を掴まれた。
「あら、葵ちゃん今日スッピンなの?それも可愛くていいけど、私の部屋にいらっしゃい。特別にメイクしてあげるわ」
「え?いや……いいで……!?」
< 63 / 274 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop