Dangerous boy
そして尚太君は、私の耳元で囁いた。

「今日、心の家に泊りに行ってもいい?」

また胸が、ドキンとなる。

ううん、今度は体全体だ。

「ダメ?」

耳元でダメって言われても、いいよとしか言えない。

「うん、いいよ。」

そう答えると尚太君はようやく、私を開放してくれた。


「じゃあ、仕事終わったら行くね。」

「うん。」

私は嬉しくて、頬に手を当てた。

「ははは。もしかして、期待してる?」

「えっ?」

もしかして、エロい事を考えているって、思われた?

赤い顔をする私に、尚太君がそっと囁く。

「どういうのがいい?」

「あの……」

どういうのって、益々顔が赤くなる。


「激しい方がいい?それとも、ゆっくり奥まで?」

「ちょっと、尚太君!」

私が尚太君の胸を叩こうとしたら、ヒョイと避けられた。

「どちらにしても、心のお望み通りだよ。」

そう言って尚太君は、カウンターのキッチンに入った。
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