完璧美女の欠けてるパーツ
「私に?」
「もちろん。午前1時のプレゼント」
ゆっくりと丁寧にリボンを外すと、そこにばベルベッドのアクセサリーケースがあって、ドキドキしながら開けてみると。
細いゴールドのリングの上にキラキラとタンザナイトが一粒輝いている。綺麗な青の中に潜む神秘的な紫は12月の誕生石だった。
「こんな素敵なプレゼントは生まれて初めてです」
箱の中で光る美しいリングに言葉も震えてしまう。
「それを聞いてホッとした」
言葉通りの顔をして梨乃を優しく見つめるので、梨乃は「ありがとう」と大志の頬にキスをした。
「梨乃さん」
「はい」
「こんなへタレた僕ですが、結婚を前提として付き合って下さい」
「はい」
ふたりはそのまま
またベッドに崩れててしまう。
まだ夜は長いから
クリスマスの幸せは続く
そっとずっと永遠に
ふたりは幸せに暮らしましたとさ。
【完】


