愛というもの~哀しみの中で~
「や、やっぱりそろそろですよね?」

「うん、ってか遅いくらいかな?まぁ、二人のペースがあるだろうし急ぐことでもないけどね。」

遅いくらい…そうだよね…我慢させてる自覚もあるし…。

「ねーねー、番号教えて。今度一緒に恋バナしよ~!クリスマス近いし!」

由実ちゃんはきっとこうやって友達を増やしていってるんだろうな。
私と話しても楽しい話できる自信もなかったけど番号交換して帰った。
その日は昌くんが言ってたように大吾は先輩たちと出かけてるんだろう、迎えに来てなかった。
コンビニの周りは明るくてバス停もすぐあるし、直通で家の本当に近くまで帰れるから一人でも怖くないのに、大吾はいつも迎えに来てくれていた。
いないならいないで少し寂しいなぁ。ケータイを見てみるけど連絡もなかった。
とりあえずもしすれ違ってたら悪いからメールで帰る事だけ送った。
はぁ~、昌くんも由実ちゃんも当たり前のように私たちがそういうことしてるって思ってたんだろうな…
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