愛というもの~哀しみの中で~
「ありが、えっ?」
大吾は受け取ろうとするけど、私の手の力が抜けず引っ張り合いみたいになった。
「ハハッ、なんなの?やっぱり渡したくなくなった?」
笑いながら大吾は私の顔を覗き込む。
「いや、き、緊張して…その、どう思うかなって…」
「俺は茉莉がいれば幸せだし、プレゼントは気持ちだろ?何でも嬉しいよ。」
そう言ってひょいっとプレゼントを取った。
私は顔が上げられず膝の上で手を握りしめる。
もう手汗が止まらず、さっき食べたケーキが出て来るんじゃないかと思うくらい緊張していた。
「えっ?茉莉、これ…」
プレゼントを開けた大吾が反応に困った様子で私を見ていた。
「あ、あの、昌くんが少し高めのをプレゼントしたら喜ぶって言ってて、私、その、種類が沢山ありすぎてよくわからなくて…その…」
「えっ?茉莉、これが何か知ってる?」
「あ、うん。知ってる…。あのね、さっき驚いたのはこれを渡すタイミングを考えてて、本当に大吾から触られるのは嫌じゃないの…本当に…」
「でも、そんなに焦ってすることでもないだろ?」
「遅すぎるくらいだと思…う…。私のこと大事にしてくれてることもわかってて…この前大吾酔って私の胸触ったでしょ?あれ、嫌じゃなかったの。だから…」
大吾は受け取ろうとするけど、私の手の力が抜けず引っ張り合いみたいになった。
「ハハッ、なんなの?やっぱり渡したくなくなった?」
笑いながら大吾は私の顔を覗き込む。
「いや、き、緊張して…その、どう思うかなって…」
「俺は茉莉がいれば幸せだし、プレゼントは気持ちだろ?何でも嬉しいよ。」
そう言ってひょいっとプレゼントを取った。
私は顔が上げられず膝の上で手を握りしめる。
もう手汗が止まらず、さっき食べたケーキが出て来るんじゃないかと思うくらい緊張していた。
「えっ?茉莉、これ…」
プレゼントを開けた大吾が反応に困った様子で私を見ていた。
「あ、あの、昌くんが少し高めのをプレゼントしたら喜ぶって言ってて、私、その、種類が沢山ありすぎてよくわからなくて…その…」
「えっ?茉莉、これが何か知ってる?」
「あ、うん。知ってる…。あのね、さっき驚いたのはこれを渡すタイミングを考えてて、本当に大吾から触られるのは嫌じゃないの…本当に…」
「でも、そんなに焦ってすることでもないだろ?」
「遅すぎるくらいだと思…う…。私のこと大事にしてくれてることもわかってて…この前大吾酔って私の胸触ったでしょ?あれ、嫌じゃなかったの。だから…」