憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
そう思うのに、声が出てくれない。
「その格好、アリス?超似合ってるね。
…怯えてるのも可愛いねぇ」
ニヤニヤしながら、手を伸ばして触れてこようとする先輩たちが怖い。
…っ翼くん!
「…お前ら、音羽になに絡んでんだよ」
「翼くんっ!」
心の中で呼んだら、本当に来てくれた。
気のせいか、翼くんの額には汗が滲んでいる。
まさか、走ってきてくれたの?
わたしなんかの為に?
「は、天野には関係ねぇだろ。俺たちは、その子に興味あんだよ」
翼くんの登場に、驚いた様子の先輩たちだったけれど、気をとりなおしてそう言い繕う。
「…は?
音羽は、俺の彼女なんだけど、それがなにか?」
翼くんの背後から殺気が立っている。
「その格好、アリス?超似合ってるね。
…怯えてるのも可愛いねぇ」
ニヤニヤしながら、手を伸ばして触れてこようとする先輩たちが怖い。
…っ翼くん!
「…お前ら、音羽になに絡んでんだよ」
「翼くんっ!」
心の中で呼んだら、本当に来てくれた。
気のせいか、翼くんの額には汗が滲んでいる。
まさか、走ってきてくれたの?
わたしなんかの為に?
「は、天野には関係ねぇだろ。俺たちは、その子に興味あんだよ」
翼くんの登場に、驚いた様子の先輩たちだったけれど、気をとりなおしてそう言い繕う。
「…は?
音羽は、俺の彼女なんだけど、それがなにか?」
翼くんの背後から殺気が立っている。