憧れの学園王子と甘々な近キョリ同居はじめました♡
「かーんせーい!」





その後、約30分。


翼くんに見守られながら、オムライスが完成した。


「超美味しそうなんだけど」


出来上がったオムライスをまじまじと見て、翼くんがそんな嬉しいことを言ってくれる。


…照れるなあ。



「とりあえず、いただきますしましょ!」



頰が少し上がるのを自覚するけど、待て待てと心を落ち着かせる。



…見た目が良くても、味が良くないとね。



まず、わたしの料理に翼くんの舌が合うかどうかだよ。



「おう」



翼くんが頷いて、椅子に座る。





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