幼なじみの不器用な愛情
華は隆弘に微笑みながらもこころの中は不安でいっぱいだった。

もちろん、自分の体の状態も不安要素だが、仕事もそうだ。
任されている仕事をほかの人に負担してもらわなくてはならない。

でも仕事よりも自分の体調よりも気がかりだったのは、自分がちゃんと母親になれるかどうかということだった・・・



両親の姿をほとんど見ていない華。

普通の家族って何だろう・・・


母親としてこの子に何をしてあげたらいいんだろう・・・



そんな不安が日に日に膨らんでいくことに自分で気づきながらどう対処したらいいかもわからなかった。
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