小さな部屋で
人の唇の暖かさと柔らかさを感じていると、彼の指が私の胸へ移動する。

男の人に触れられた事のない胸が、少し熱を帯びていた。


服の下から移動して、後ろのホックを外すと、彼は直接私の胸へ触れてきた。

くすぐったいような、不思議な気持ちで少し身構える



「…俺で、いい?」




私の心は、好奇心と、恋心でぐちゃぐちゃだった。

触れてほしい。
彼を、受け入れたい。


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