Half in Doubt
すみれ「こう、た」
腕を組み、壁にもたれて考え込むような姿の石がそこにはあった。
黄緑色のそれは、間違いなく宏太だった。
翔太「宏太まで......」
亮平「マジかよ」
愁「これで何人目?」
大輝、海斗、慧、零、宏太。
カラフルな石の数はメンバーの半分にまで増えてしまった。
すみれ「どうして宏太が?宏太は何も言ってなかったのに......」
昨日の夜、みんなでご飯を食べていた時も、その前も、宏太は特に誰かを責めたりはしていなかった。
それどころか、犠牲者を出さない投票の仕方を提案してくれたりと、みんなで助かるための方法を考えてくれていた。
なのに、どうして。
照「何も言ってなかったから、じゃない?」
私の言葉に反応したのは、さっきまで口を閉ざしたままだった照だった。