Half in Doubt

みんなで適当に部屋割りをしてそれぞれの個室に入った後、もう一度あらためて室内を見回す。

ベッドと小さなソファ、それに机があるだけの小さな部屋。
窓もないし、ずっとここにいると息が詰まりそうだ。
それから、最初に見た時から印象的だった真っ黒な液晶画面はスイッチがあるわけでもないし、触れても何の反応もない。

すみれ「......」

一通り部屋の中を見終わってすることがなくなると、考えないようにしていた色々なことが頭の中をめぐり始める。

あとどれくらいここにいればいいんだろう。
そもそもここはどこなの?
どうしてこんな状況になっているの?
私たち、助かるよね......?

不安の波に飲み込まれそうな私の耳に、コンコンとドアをノックする音が届いた。

宏太「すみれ、いる?」
すみれ「......宏太?」
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