Half in Doubt

たしかに、ここで何もせずじっとしているよりは、行動を起こしたほうがいい。

宏太「だから、今はとりあえず少しでも休んで」
すみれ「......わかった」
翔太「ねぇ、あれなんだろう?」
大輝「火災報知器じゃない?俺の部屋にもついてるけど......あれを作動させれば大きな音が出て外にも聞こえそうだね」
翔太「どうやって作動させるかが問題だけどね」
宏太「考えるのは休んだ後って言っただろ」

早速アイデアを考え始めた大輝と翔太を宏太がたしなめていた時。

大輝「うわ、痛って......!」

突然向かいの部屋のドアが開いて、大輝が左肘をおさえてしゃがみこんだ。
どうやらドアが肘に直撃したらしい。

海斗「わ、大ちゃんごめん!大丈夫!?」

部屋の中から出てきたのは海斗だった。

翔太「海斗、どうしたの?」
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