Half in Doubt

___。

目が覚めても周りの景色は何も変わっていなくて、夢じゃないということを再確認させられる。

部屋を出ると2階の廊下はしんと静まり返っていた。
思ったよりも寝すぎてしまったのかもしれない。

1階の部屋に行くと、みんなはもう起きていて。

海斗「あ、すみれおはよう」
すみれ「おはよう。もしかして私が一番起きるの遅かった?」
翔太「いや、大ちゃんがまだだよ」
零「大輝寝起き悪いから」
亮平「すみれ、何か飲む?......って言っても水しかないけど」

キッチンに立っていた亮平がコップに水を注いでくれる。

すみれ「何か、新しく分かったこととかあった?」
愁「いや、今のところは何も」
慧「いっそ火でも起こして発煙信号でも送ろうかと思ったけど」
零「ガスコンロならまだしも、IHじゃ難しいよね」
翔太「そもそも窓もない場所で火なんか起こしたら、見つかるより先に死んじゃうよ」
宏太「それもそうだな」
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