Half in Doubt

亮平「おーい、まだ寝てんのか?」

......。

零と亮平が大輝を呼ぶけど、反応がない。
ドアを叩いてみてもそれは同じで、廊下に不穏な空気が流れる。

すみれ「まさか、何かあったんじゃ」
亮平「ドア、開いてる......」

亮平がドアノブに手をかけると、抵抗することなくドアが開く。
オートロックなのに?
そう思って覗いた鍵代わりのカメラからは、何の作動音も聞こえなかった。

翔太「鍵壊れてるのかな」
宏太「とりあえず開けてみよう」
亮平「大ちゃん......?」

恐る恐るドアを開けた亮平の肩越しに見えたのは。

亮平「え、何これ......」
すみれ「彫刻?」

人の形をしたオレンジ色の石だった。
< 23 / 137 >

この作品をシェア

pagetop