Half in Doubt
照 Side
2階に上がると、海斗の部屋のドアが閉まるのが見えた。
すぐに駆け寄ってドアをノックする。
照「海斗」
海斗「......」
しばらくの沈黙の後、ドアの向こうから海斗の震えた声が届いた。
海斗「......本当に、俺じゃないんだ」
照「海斗のこと、疑ってるわけじゃないから」
少なくとも、俺はそう思ってる。
その思いが伝わったのか、海斗はぽつりぽつりと話し始めてくれた。
海斗「......何も不自然なところはなかったよ」
照「え?」
海斗「大ちゃんの部屋でシャワーを借りたけど、その後は軽く喋っただけで俺はすぐ自分の部屋に戻ったんだ。その時にはあの画面は真っ暗だったし、大ちゃんも普通に元気で......」
海斗の声に湿り気が混ざっていく。
最後に大輝に会っていた海斗は、きっと誰よりも責任を感じているんだろう。