Half in Doubt
すみれ Side
__同時刻、私は自室に来ていた。
『以下の中から怪しいと思う人物を選択してください。
投票時間、集計時間はともに5分ずつとし、その間部屋の外に出ることはできません。
時間内に投票しなかった場合は、全員に危害が加えられますのでご注意を。』
そんな言葉とともに表示されている、メンバーの顔写真。
すでに GAME OVER となってしまった人と自分は選べないということなんだろう。大輝の写真と私の写真は含まれていなかった。
大輝はこの中の誰かに石にされてしまったんだろうか。
......いやいや、メンバーがそんなことをするはずがない。
本当は大輝は石になんかなっていなくて、どこか別の場所にいるのかもしれない。
もしそうじゃなくても、外にさえ出られれば大輝を助ける方法を知ってる人がきっといる。
だけど外に出るためには裏切り者を見つけなければいけない、なんて。
八方塞がりにもほどがある。
投票なんてしたくないけど、メンバー全員を人質に取られている以上無視はできないし......。
なんてことをぐるぐると考えている間に、刻一刻と過ぎていく時間。