Half in Doubt

慧「......びっくりした~」
すみれ「それはこっちのセリフだよ!」
慧「ごめんごめん。すみれがいてくれてよかったよ」

本当にびっくりした。
ギリギリのところで積み上げられているイスにもぶつからずに済んだから、大事にはならなかったけど。

すみれ「怪我とかしてない?」
慧「うん」
すみれ「よかった......」
宏太「これで最後......ってあれ、もしかして俺、邪魔だった?」
すみれ「え?」

ふり返るとイスを持った宏太がニヤニヤしながらこっちを見ている。
改めて自分の姿勢を見てみると、まるで後ろから慧に抱き着いているみたい......。
まさか、何か勘違いされてる!?

すみれ「ううん!全然邪魔じゃないよ!」
慧「え~、そんなはっきり言われるとショックなんだけど」
すみれ「ごめんそんなつもりじゃ......!」
宏太「やっぱ俺いないほうがいい?」
すみれ「大丈夫だから!いなくならないで!!」
慧「あ、腕離れちゃった。ずっとさっきのままでもよかったのにな」
すみれ「ちょっと、慧!?」
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